農園の野菜たち

うるおい春夏秋冬では、一年を通じて、さまざまな野菜を育てています。日本特有の野菜から、
ちょっと変り種の西洋野菜まで、手がけているのは約35品目60種類。旬と鮮度を大切に、
その時期に一番おいしい野菜をお届けしています。

  • ブロッコリー

    ブロッコリー

    ◆◆◆収穫したら氷詰め! 母も大満足のおいしさ!◆◆◆ ブロッコリーが大好きな母の影響で私もブロッコリーが大好きです。実家の農業を継いで12年目になりますが、ブロッコリーは1年目からずっと作っています。自分が食べたい野菜をつくる……。その考えは「うるおい春夏秋冬」の野菜作りのモットーであり、ずっと変わりません。自分が食べるなら、おいしいものを食べたいですよね! ブロッコリーは鮮度が大事なので「うるおい春夏秋冬」では収穫したらすぐ氷詰めにします。液体は気体の約20倍の熱伝導率があって、冷蔵庫の冷風で冷やすのと氷水で冷やすのでは冷え方も、鮮度の持ちも全然違います。水は0℃で氷になり、冷風は2~3℃ですよね。鮮度を考えるとその差は大きいです。他の野菜もそうですが、ほぼ有機肥料を主体として使っているので、化学肥料ばかり使っているブロッコリーだと気になる苦味もなく断然おいしいです! 家ではちょっと傷がついていたり見た目が悪かったりして商品として出せないものを食べるわけですが、おいしさは変わらず、鮮度がいい状態で好きな野菜を好きなだけ食べることができる! これはお金では買えない“贅沢”です。これほどの“贅沢”ができるのは農家の特権だと思っています。だからこそ自分の好きなもの、食べたいものしか作らないわけです(笑) 母も私も大好きな「うるおい春夏秋冬」のブロッコリー、ぜひ食べてみてください! ◆◆◆◆◆◆◆◆◆シンプルレシピ◆◆◆◆◆◆◆◆◆   茹でてマヨネーズ。これが一番のおすすめ! 毎日バクバク食べられます(笑) その他だとブロッコリーは温野菜なので、他の野菜といっしょに蒸して食べるのもおいしいです! シリコンスチーマーだと簡単に作れますよ!

  • フルーツかぶ

    フルーツかぶ

    ◆◆◆◆◆◆◆桃のような食感に一目ぼれ!◆◆◆◆◆◆◆ 秋冬の野菜のなかで一番のおすすめが「フルーツかぶ」です! もともと「サラダかぶ」と呼ばれているかぶの一種ですが、桃のようなジューシーな食感と甘みがおいしくて「フルーツかぶ」と勝手に命名しました(笑) 岩手では「かぶ」って漬物のイメージが強くて、皮も硬いし一般的な料理に使う素材としての印象がほとんどなかったんですよ。ですから私も最初は作ろうとは思いませんでした。でも「サラダかぶ」に出会い、試しに作ってみたら硬いと思っていた皮も全然硬くなくて、まるで果物のような食感に驚き、それからはずっと作っています。その間にいろいろ品種を試して桃のような食感の「フルーツかぶ」を作るようになってからは本当においしくて、イベントなどに出店した際もお客さま全員におすすめしています(笑)ただおいしい反面、皮がやわらかいので、虫に食べられたり、病気にかかりやすかったりして農家としては作りづらい野菜です。だから大量に作ることもできない……。その点「うるおい春夏秋冬」は大量生産ではなく季節ごとにさまざまな野菜を届けられるようにしているので、こういった作りづらい野菜にも挑戦できるのが強みです。「フルーツかぶ」も自分たちが食べておいしいと思うし、みなさんにも食べてもらいたいと思うから作れるんですよね。桃のようなジューシーな食感と甘みが魅力の「フルーツかぶ」をぜひ食べてみてください!          ◆◆◆◆◆◆◆◆◆シンプルレシピ◆◆◆◆◆◆◆◆◆  塩とオリーブオイルのみでサラダにしたり、グリルにしても、もちろん煮物にしてもやわらかくておいしいです。ただし、煮すぎると溶けてなくなっちゃうのでご用心! とあるシェフ曰く、「鉄器で丸ごと蒸し焼きにすると甘みを存分に楽しめる」そうです。

  • 雪国新生姜

    雪国新生姜

    ◆◆◆やわらかい!辛味が少ない!新生姜に夢中!◆◆◆ 東京の寿司屋で板前をやっていたときからガリが大好きで、今でも寿司屋に行くとガリばっかり食べています(笑)なかでも新生姜で作るガリは本当においしい! 薬味などで使われる一般的な生姜は1ヵ月半以上熟成させることで辛味成分が増し繊維質も増えます。熟成させない新生姜は繊維質と辛味が少なくてやわらかいのが特徴です。しかも、ガリを作るときは酢につけますが、新生姜だとアントシアニンが流れ出て薄いピンク色になり、その色味もきれいで本当にず~っと食べていられます(笑) 新生姜は高知県などでは8月から11月末くらいまで収穫できるのですが、北上市は寒いので生姜を植える時季も遅くなる分、収穫できるのは10月の1ヵ月間くらい。霜が降りたらもう収穫できないので11月には食べられなくなります。ガリ好きとしては新生姜が1ヵ月間しか食べられないのは残念な気もしますが、でも10月になるとおいしい新生姜のガリが食べられると思うと毎年楽しみになります。そういう今しか食べられない旬のおいしい野菜を一年中お届けできたら食卓も楽しいだろうなと思いながら、たくさんの野菜を作っています。10月になったら、ぜひ「うるおい春夏秋冬」の新生姜を食べてみてください! ◆◆◆◆◆◆◆◆◆シンプルレシピ◆◆◆◆◆◆◆◆◆   おすすめはガリ(笑)ですが、醤油漬けや味噌漬けはもちろん、天ぷらや新生姜ご飯もおいしいですよ!

  • 落花生

    落花生

    ◆◆◆ホクホク甘い! ゆで落花生にイチコロ!◆◆◆   3年ほど前に研修に来た女の子が「ゆで落花生を食べたいので落花生を植えていいですか?」と聞いてきたんですよ。「うるおい春夏秋冬」では自分が食べたい野菜を作ることがモットーなので、もちろんOKしたんですが、そのとき初めて「ゆで落花生」というものを知ってびっくりしました(笑) 私も東京で寿司屋の板前を長くやっていましたが、ゆで落花生なんて聞いたこともない。でも、その女の子が実際に落花生を育てて、ゆで落花生を作って食べさせてもらったら、すごくおいしいんですよ(笑) 「よし、もっと作ろう!」ということで、それから落花生を作るようになりました。実は私はナッツ類が苦手で落花生もふだんは食べないんですが、ゆで落花生ならホクホクしているし甘みもあっておいしく食べられるんですよね。育てているのは「おおまさり」というゆで落花生用の品種です。一般の落花生より粒が大きいので食べ応えがあると思います。ただ、まだまだ認知度が低くて、イベントなどでも販売していますが、ゆで落花生を知らないヒトが多いですね。でも食べてみるとみなさん「おいしい」と好評なので、このおいしさをもっともっとひろげていきたいと思っています。収穫の時季が10月の1ヵ月間くらいしかないのが残念ですが、その分「10月になったら、ゆで落花生が食べたいね」とみなさんに楽しみにしてもらえるようにがんばります! ぜひ食べてみてください! ◆◆◆◆◆◆◆◆◆シンプルレシピ◆◆◆◆◆◆◆◆◆   もちろん、塩ゆでがおすすめ。一般的には30分強、大粒だと茹でるのに40分~50分ほどかかりますが、圧力鍋を使えば半分ほどの時間でできます。

  • 7色人参(黒・紫・赤・橙・黄・クリーム・白)

    7色人参(黒・紫・赤・橙・黄・クリーム・白)

    7色ならべるとパステルカラーのクレヨンの様なスティック人参♪色によって味も香りも違います!生でも加熱しても◎

  • 7色大根(紅くるり、天津青長、紅芯、京紫、くれない、茜わらべ、黒)

    7色大根(紅くるり、天津青長、紅芯、京紫、くれない、茜わらべ、黒)

    グリルにするとめっちゃ美味しいけど、大根おろしにするとそんな美味しくない大根、その逆パターンの大根など、7色それぞれの個性を楽しんで♬

  • 7色ラディッシュ

    7色ラディッシュ

    かわいい春の7色シリーズ、名前のとおり20日でできるけど色を揃えるのが大変…

  • 7色ぷちパプリカ(赤・黄・橙・茶・紫・白・緑)

    7色ぷちパプリカ(赤・黄・橙・茶・紫・白・緑)

    夏の7色シリーズ!小さいからいろんな色を楽しめます